花音2023

ネタバレしてるので未視聴の方はこちらぜひ!
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=71358& (2023/3/28まで)

ツイッターに呟くの文字数悩むから ひさしぶりにこっちにしてみた

あーーーーー おわっちゃったなの気持ち
ありがとう花音。
ありがとう夢命クラシックス
ありがとう望月雅友。
ありがとうラティナ。(!?)

今このメンバーでこの場所で この演目が上演されるのは今回だけ。 それはどの作品でもそれはそうなんだけど このメンバーでこの場所で この演目を上演してくれてよかったなぁ。って舞台みるたび毎回思う。 その時の役者それぞれのコンディションも その日に入ったお客さんの雰囲気も 一度だって完全に同じ公演にはならないから 1公演1公演が違くて、不揃いで (その良し悪しはおいといて) 舞台はその違いが愛おしいしたのしいな〜

ラシックスさん、碧旅しかみてないんだけど オタクが好きなとこ撃ち抜いてくるイメージで まんまとで恥ずかしい〜〜〜と思いながら、おもしろい悔しい〜〜〜ってなってた。 だからか〜〜〜〜。とは思った。 まあこれは言わないけど。

ぜーーーーーんぶわたし目線の解釈の話です。

導入部分公演前に、小説版にして 出してくれるって言ってたから 読まないとわからないほどストーリー 複雑なのかなぁ〜〜?て悩んでたけど ストーリーに関しては全然読まなくて大丈夫だった!わたしは事前情報のない真っ新な状態で1回目は観たかったから ほとんど情報シャットアウトしてたんだけど(稽古場配信はしっかり見た)初日見てから小説読んでみると特に舞台背景とか情景は鮮明になったなぁ。文字にしか出せない表現もあるのはそれはそう。

1番最初のアインと樹樹が 光に手を伸ばすとこ、前の席でうっかり じっと見てると目がやられて次にしゃべる番が見えなくなるから2回目からは 気をつけてた(とは)んだけど 配信アーカイブみたらめちゃめちゃ綺麗だね!

舞台作品のオープニング演出 だいすき人間なんだけど今回めちゃくちゃ平成アニメのOPだった(褒め)。 オープニングの樹樹が精霊達と 踊ってるシーン見るたび良すぎて 毎公演ゾワゾワしたよ〜〜〜 うちゅくしい。1回観てからまたオープニング観ると あ!ここがこう繋がってて・・・!とか キャラの関係とか新たに発見できるから 毎回新鮮だった。 色んなとこで色んな展開あって もうなんびゃっかいも言われてるだろうけど 観たいところありすぎて目が足りなかったです!あとあの舞台下に出てくる布、優秀じゃない? あの演出あるとないとじゃ絶対空間から 受ける印象違うと思った。 スクリーンとしてもだし舞台の空間作りと しても上手だなぁって思った。 あと動く階段。碧旅でもそうだったけど 舞台の形がクルクルかわる舞台すごい。 それを動かす支えるfineちゃんたちすごい。その階段以外のセットってないのに森になったり演説台になったり高台になったりして創造力と想像力だった・・・!

 客席通路を役者が通る演出があって (コロナ禍前の舞台演出が帰ってきた!) って思ってた!!!! し、自分の真横をラティナが通ってくの ばかほど緊張した。それこそ1公演前から あーー次の回はわたしの隣をラティナが 歩いていくのか・・・てドキドキしてたもん 良い香りした気がする(?)

全然関係ないけど客席演出の話するとき
永遠に碧旅のジムノペティさんのこと 思い出しちゃう、恋だったよね。

は〜〜〜 わたしほんとにラティナだいすきだったなぁ
まずヒラヒラ舞う片側マントが衣装として最高でたなびくマントのバランス黄金比?てなってた。でマントにばっかり気を取られてたけど首元のなんていうのあれ?調べたけどわかんないかった、ジャボ?ジャボでいいの?付けてたりほんとーーに良すぎてラティナの衣装作った方に金銀財宝与えたいしずっと良いこと起こって欲しいな(むちゃくちゃ)。 もちろん衣装だけじゃなくて前嶋くんの殺陣と剣捌きとマントの扱い方も立ち居振る舞いも「ラティナ!」って感じがして天才だったしずっと舞台上をクルクル華麗に回っててほしかった。あのシュッふわって感じの動きだいすき(例えば配信アーカイブ28:22くらい) でラティナがマントなびかせるたびにわたしがにこにこだった。ずっと額にしわよせた仏頂面だったりツンとした顔だったんだけど最後の最後にみせるアインに向けたあの顔がさーーーーーー???ラティナの芯にあるのはアインに対する特大ベクトルだった。ラティナにそこまでおもわれたアイン、なに???そんなラティナくんほんとうにずっと良かった。これはわたしに見えた幻覚かもしれないけど「お前達も背負ってるな」のところちょっと口角上がってたとき、ギュッてなった。でもまあこれはマジでわたしの幻覚かもしれない。

前嶋くんのことラティナとしてみすぎてたから千秋楽後このリプライみつけたときイメージ違いすぎておもしろくって大爆笑した。もちくんも僕の武だじゃないんさww


烈火のこともわたしだいすきなんだけど、 ところどころでかもしだされる樹樹と烈火の 幼なじみ感良かったしそれを踏まえての 烈火の樹樹に対する感情だよねぇ・・・!牢かな?にシーン人間側と青と赤で分けられてるんだけどそのときスズネちゃん赤側に立ってるのうわってなった。オープニングもそうだけど気づくとコレって?ていうのが多すぎる・・・。このシーンのアインと樹樹の絶対交われない双方の願いがキツい。 てかほんとに美慎さんの表情管理が天才すぎて このキャラだいすき〜〜〜!ってなってた 日替わりシーン、21日マチネで放った「お前らのネタに雪那巻き込むんじゃねぇ!!次で最後だぞ!!」 だいすきだった。それを聞いた雪那(それな)の指差し、じゃないんさw 日替わり全部みたわけじゃないんだけど、なんか、明確に日替わり!ってあのシーンだけなのにすごーーーーい濃かったし毎回たのしくってよかった。広大さんの勢いがアクセル踏み切っててずるかったよ、おにいちゃんだいすき。風牙、ニケルが覚醒するのを目の当たりにしたときの目がだんだん爛々と輝いていく様子がほんとーーに強さを求める男だったし、‪もちくんがツイートしてたけどここがほんとにそうだった。


その風牙がさらに武を極めるための相手としてみつけたニケル、只者じゃないとは思ってたけどほんとに大津くんが只者じゃなくてびっくりした。戦いのなくなった世界でステラとずっと幸せに生きてほしい。ステラの背負ってる背景もキツかったけど、1番最初のステラの「人間なめんじゃないよ!」のところが嬉々として戦っててカッコ良かった。全然そうじゃなかったんだけどね。戦場のジャンヌダルクじゃなくてふつうの優しい女の子だったね。前半でステラが言う「仕方ない仕方ない、そればっかり」と「仕方ない仕方ないのアンタが?」からの終盤の弱気になるステラに対して「仕方ない仕方ないのオレだけど!」って俺が守るって言い切るニケルが大好きだった〜。

おいアイン!腕輪の落とし物もお面も持って帰るなーーー! 樹樹の太極の面外して「ほら、やっぱ女だった」っていうとこめちゃくちゃキザじゃない!? アイン樹樹に対してはずっとちょっとキザでかっこつけてる感じがしてた。もうすでに樹樹のこと好きじゃん?(早計)スズネとかミヤコに対しては妹〜とかちっちゃい子〜に対しての扱い方だったのに。でもそのかわいい子達に振り回されててよかった。特にミヤコにはブンブン振り回されてた。「君はどうしたんだ!?」のテンポが良すぎてだいすき。ていうかミヤコとワスレナのコミカルなあの一方的にアインにしゃべり続けるとことか番とのコント(違う)とか観てて気持ちよくってずっとたのしかった。

ミヤコちゃんそういうところではずっと子供っぽくてかわい〜〜女の子だったのに2回目の夢、幻。から突然大人びてみえるのすごかった。でもかわいい。 ワスレナは胸キュン担当だったよね???対ミヤコに対しておでこポンってしたりデコピンしたりもかわちいだし対番にして(というかミヤコにいわれて)「アイツが心配で言ったわけじゃねぇよ!」のくだりとか、えーーーーーかわちいじゃん!キュン!だった!

スズネちゃん、アインのことが大好きなのが伝わってきて自分自身のことを考えずに戦場へ行くアインが心配でたまらなくてそこに現れた樹樹という存在が不安で、その心を森羅に利用されて、自分でアインを傷つけてしまい、なのほんっとうにくるしい。大好きで近くで見ていたからこそわかってしまうアインのこと、もう疲れちゃった!って言いながら好きな人の幸せを想えるほんとうにいい女だよ!

樹樹が自分を負かしたやつの名を聞いて 自分も名乗ってくの気高い戦士って感じで いいよね。(突然?!)

シルバ国王良かったなぁ〜〜 ありがちな、と言ったらあれだけど 主人公の父親 兼 国王あるあるな キャラの立ち位置なんだと思うだけど チャボさんがほんとーーに上手で! 「俺の息子は!いい男だぞ!」で ぜーーーんぶわたしの水分持ってかれてた。そこで背中合わせの烈火くんもつらい〜〜〜〜〜〜!ほーんといい男だよ…。 王としてのシルバと、父親としてのシルバ。 父親らしいことをひとつもしてやれなかったとシルバ様は言ったけど、 幼少期のアインと景色をみながらはなすシルバ様は父親以外の何者でもなかったよ。 今は自分が上に立ち守るこの国を、未来の王へと語り継ぐその声と 「いずれはお前の役目だ」の言葉!顔!お父様〜〜〜だった!

森羅様。森羅様は凛とした立ち姿と妖艶さと美しさで赤いドレスが良く似合ってらした。森に入ってきた兵士たちを操るときの眼!効果音と音楽も相まってめちゃくちゃ怪しくてかっこいいし三鬼衆を従える姿ほんとに良すぎて惚れ惚れしてた。三鬼衆もほんとーーーーにかっこいい。「テメェらのところで言うノックってやつはちゃんとしたぜ?」だいすき!メンチ切り合う烈火とステラも嫌味で丁寧な挨拶かます雪那くんも純粋に丁寧に返すニケルもそこからバチバチにはじまる殺陣も全部好き!!!後半の見境なくなっていく森羅様、ラスボス感ありすぎる。信仰対象である精霊を道具として使う禁じ手をつかってしまうくらい森羅様は人間の歴史に幕を下ろしたかったんだなぁ。

森羅様は番とのシーンがほんとにすきで、というか番と森羅・番とアインがわたしは1番しんどかったです(良い意味)。わたしがキラキラしてるひとに弱いせいで、その感情のベクトルをみんな持っているものとして持ち込んじゃうけど、万物の流れを『見守る』はずの番が緋族のふりをしていたのは森に種を撒いた森羅に対して「かけてみたい」と思ったのはもしかしたらここで変わる「希望」を持ってしまったからだと思うし(監視ではなくただそばで見ていたかったって言うのもずるいよねぇ)、同様にアインに対しても、自分が今まで見てきた世界の流れをわからせて諦めさせようとするけどそれでもなお諦めることなく戦いのない世界を強く望むアインの光に対して番の方が目をそらせないし押されちゃってまたこの先の世界の希望になっちゃうんだなぁ〜〜ってなってた。(個人の感想です)

で、どのタイミングで書こうかなぁって思ってたらこんなタイミングになっちゃった。ジュラ。わたしは初日みてから絶対最後までジュラのこと嫌いでいようと思って観てた。だって悔しいもん!ほーーーーんと嫌い!茶番じゃね〜〜〜〜〜〜〜んだわ!でもやってることも顔も声も全部THEヒールでジュラが最後に良いやつにならないでくれたからわたしもジュラのことずっと嫌いでいれたよ!すっごいハマってた、と言うか生き生きしてたし狂気だったしかと思えば日替わりで広大さんにポカンとしてたり思わず笑っちゃってるのほんと好きだった。広大さん強くてずるい(2回目)ジュラにつく精霊もほかと異色で気味が悪くて最高だった!!ジュラもアインに対してラティナとは違う特大ベクトル抱えてて、アインってほんとなに???

もちくん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!雪那くん最高だったよ〜〜〜〜〜〜!ツイートもしたけど「望月雅友」が演じる「雪那」がだいすきだなって思えたのがすっごいうれしい!もちくんが舞台に立つ姿を観るのはまるまる1年ぶりだったんだけど、いろんな作品に出るたびに声色も表情も動きもどんどん良くなるもちくんの姿をみれるのほんとうに幸せです!はじめ弟キャラって知ってからかわいい感じかなって思ってたんだけど良い意味で裏切ってくれてうれしい!完全に雪那くんだった!!殺陣もかっこいいし印を結ぶのもかっこいいし風牙に抱えられてクルクルする雪那くんホントすきだった(語弊)「これが、僕の武だ…!」がほんっとうにだいすきでこのセリフとシーンを見るためだけにわたしはサンモールシアター行ってたのかもしれない。B9とB13だったね!しっかりみれてうれしかった〜!

アインが黒で樹樹が白の衣装なのいろんな解釈できるんだろうけどわたしはこれもちゃんと太極じゃんってなった。それを分つことなんてできなーい!んだよなぁ。そんなアイン、自分だけ樹樹に思いを伝えて新たな争いを止めるために旅立ってしまうのほんとそういうとこなーーって思った。結局樹樹はアインに答えを伝えられないまま咲く花を見れないまま死んでしまうし老いるまでアインはこの国に戻ってこなかったんでしょ?例え他の国で平和の象徴として満開に咲かせたとしても樹樹が守りたかった森の花は枯れたし勝手に死のうとするな生きろ〜〜〜〜!てなる。全然ハッピーなENDではなかったんじゃない?。そんなアインに対してわたしが思ったことは全部ワスレナが言ってた「偽善で、自分勝手で、救いようのないくらい間抜け」なんだろうなぁ。アインってほんとに自分勝手。自分のことを大切に思ってくれている人の気持ちを置いて1人で先へ先へとどんどん走って行ってしまう。まぁみんなそんなアインだから大好きで愛しくて守りたくて憎らしかったんだろうなぁ。もう!

「さあ、世界のリスタートだ」は 同じ世界をずっと繰り返してた? 同じ展開が繰り返されていた?うーーーんいまいち判断つかないけど、他の作品との繋がりがあったりするのかもしれない。わたしはそれを知らないから好き勝手に言うけど例えばこのリスタートがずっと同じ世界のループだとしたら、たまたま今回の10回がこの結末だっただけでどこかには雪那もラティナも烈火も樹樹もアインもだれも死ぬことなかった世界もあるかもしれないじゃんね〜〜〜!まあそれは正史じゃないだろうけど。

再再演?かな?それだけ長い間色あせない「花音」にもちくんがご縁あって出演してくれて、わたしが観ることができて良かったです!あ〜〜〜〜たのしかった!!!

おしまい!

p.s. メインテーマがアレンジされて作中で流れるのって最高だよね